仏壇公正競争規約とは虚偽や誇大な表示や過大な
景品により消費者が不利益を被らないようにする
業界の自主ルールのことで、公正取引委員会及び
消費者庁が認定・承認するものです。

また、仏壇公正競争規約を運用するための自主
機関として設置されるものが仏壇公正取引協議会
で、虚偽誇大な表示の調査や違反の防止、特定
用語の表示基準の検討・作成、普及のための活動
を行っています。

近年、仏壇販売に関する消費者からの苦情が都道府県の消費者センターや消費者庁などに
寄せられており、仏壇業界における販売の正常化や表示基準の明確化が求められています。
仏壇公正競争規約は業界の自主規制であり、公正取引委員会及び消費者庁によって 認定・
承認を受け、業界全体のガイドラインになるものです。

公正競争規約の中には、販売ルールや表示基準が条文化され、規約に違反した場合の措置
なども盛り込まれています。 さらに、規約に基づいて消費者庁に必要な措置を依頼することも
できます。
こうした規約を策定することにより、不当な仏壇販売を規制し、商品者の安心感と信頼感を
生み出すものです。

具体的には、「原産国」表示の基準や「材質」等の必要表示事項が定められ、
正しい認識の上でのご検討が可能になります。

【お仏壇の材質表示箇所の名称】